KACEエンドポイントシステム管理製品

ITILのベストプラクティス

より実用的なITILの導入

IT部門は、新しいビジネス構想のサポート、法令遵守要件の達成、さらには厳しい予算制約下での運用に奮闘しています。コストを削減すると同時に、ユーザーに新しいサービスやより良いサービスを提供するため、多くの組織ではITILベストプラクティスの導入を検討しています。Information Technology Infrastructure Library(ITIL)は、ITマネージャ、ビジネスマネージャ、および監査担当者が日常的に用いる、一般に認められた情報技術管理目標一式を表したもので、エンドユーザーに「できる限り最良の」情報サービスを提供し、ITの効率性と有効性を高めることを目的としています。ただし、ITILの採用によって大きな効果を得られる可能性はありますが、これらのベストプラクティスを導入する取り組みは、困難に直面することが多いのです。その結果、 価値の段階的な向上や構想の実現に苦労するような、広範でまとまりのないプログラムは完全に行き詰まってしまうのです。幸い、複雑さを減らして目に見える結果をすぐに出せる、より実用的なITILの導入方法があります。

ソリューション

Dell KACEファミリシステム管理アプライアンスを利用することで、ITILのベストプラクティスをより実用的で目標を絞った方法で導入でき、ITユーザーにより良いサービスを提供しながらも、IT効率を最大限に高めることができます。以下のように、KACEのアプローチはより大きな利益と目に見えるメリットをもたらすことができます。

  • より正確で、実効性の高いポリシーベースの構成管理機能により、ITIL Service Transition Moduleを短期間で導入する
  • ITIL Service Operations Moduleのサポートを実現し、より正確なインベントリ機能と統合サービスデスク機能によって問題解決にかかる時間を短縮して効率性を高める
  • 事後対応型の運営体制から、ビジネスの変化に応じた事前対応型のITサービスを提供する体制に移行することで、Service Implementation Plan(SIP)を推進する

KACEアプライアンスならば、構成管理、インシデントおよび問題管理、変更管理、リリース管理、ユーザーへのサービスデスク提供といったITILの機能分野を、1つの中央データベース(ITフレームワーク全体に関する情報の構成管理データベース(CMDB))を利用するアプリケーションによってすべてサポートすることができます。組織はすべてのコンポーネントを導入する必要はなく、構成管理機能やサービスデスク機能など、ベストプラクティスフレームワークの一部を採用することが可能です。

  • KACE K2000導入アプライアンスでは、ビジネスに合わせてカスタマイズされたオペレーティングシステムとアプリケーションの導入プロセスを標準化および簡素化することができます。この方法ならば、事前定義された構成基準に従ってITILのプロセスを新しい環境や拡張する環境に導入できるため、インフラストラクチャ全体に渡って一貫性が保たれます。
  • KACE K1000管理アプライアンスは、ハードウェアとソフトウェアのインベントの自動検出を支援します。これにより、構成管理用のITIL Service Transition Moduleを実装する際の一貫性が保たれます。
  •  資産管理では、ハードウェア構成とソフトウェア構成が一元的に追跡され、K1000データベースに組み込まれたインベントリの依存関係が構成管理データベース(CMDB)の役割を果たします。これにより、ITサポートインフラストラクチャ全体に渡って、より迅速で効率的なインシデント管理が促進されます。
  • 構成およびポリシー管理パッチ管理およびソフトウェア配布を使用したポリシーの強制では、事前定義された構成に基づいて導入が自動化されるため、ITIL Service Transitionプロセス(変更、構成、リリース管理)の簡素化と迅速化に役立ちます。 レポート作成機能によって、Service Implementation Plan(SIP)のクローズを達成するために必要な成功検証を行うことができます。
  •  K1000サービスデスクは、ITIL Service Operation Bookで概説されているチケットの送信、追跡、および管理機能に関するITIL Service Deskの要件を満たしています。サービスデスクによって提供されるインシデントおよび問題の送信機能、追跡機能、管理機能は柔軟性が高く、ITIL Operations Moduleを迅速に導入できるよう、すべての機能がK1000の資産管理と統合されています。
  • チケットの発行、サポート技術情報へのアクセス、およびソフトウェアのダウンロードを行うために、クライアント側のユーザーポータルも付属しています。

KACEアプライアンスベースの独自のシステム管理アプローチは、組織がITILベストプラクティスの導入に向けてより実用的な手順を取れるよう支援すると共に、すべての該当ツールに共通の一元化されたインターフェイスを提供することで、多機能型のITサポートグループを支援します。KACEアプライアンスを利用することで、企業はITILをよりシンプルで効果的かつ低コストに導入するための体制を整えることができます。